システムの不具合を、学生に責任転嫁する大学って素敵ですね

都内私立医科大学で試験的に導入された「CBT」と称されるシステムで、
学生がその端末がwindowsで有ることに気づき、[CTRL]+[ALT]+[DEL]を
押し、該当端末1台のみ*1を止めてしまったらしい。
この端末を止めたことで、彼は担当教授より「停学は当たり前」との、
脅迫とも受け取れる様なメール*2を受け取り、非常に困っているという。
私はこの「CBT」なる物は知らないし、さわったことはないが、あくまで
βテスト期間中であり、また、[CTRL]+[ALT]+[DEL]という、ごくありふれた
操作で停止してしまうような「CBT」にこそ問題があるにせよ、この
学生に落ち度が有り、決して「停学」となりうるような状況にあるとは
とうてい思えない。
彼らの論理で言えば、銀行のATM端末で、客が不適当な処理をしてしまい、
その該当ATMのみが動作しなくなった際に、銀行側が客に対して何らかの
損害賠償を迫るような物だと私は思う。
銀行ATMが止まった場合、それは、銀行側が客に対して謝ることは有っても
決して、客に対して何らかの要求をするとは、到底考えられない。
今回は、該当端末1台のみがフリーズしたため、そのシステムの開発に
携わった人たちが自分たちの「不備」を指摘されることを避けるために、
学生を処分しようとしているように思えてならないのだが・・・。
まさか、[CTRL]+[ALT]+[DEL]の対策をしようとして、落ちたなんて、
システム屋として恥ずかしい状況じゃないよね?

*1:決して、システム全体ではない

*2:私宛に転送して頂き、私は脅迫と感じた