天使の様な悪魔のささやき・・・・

某所でこんなサービスがやってます。
その名も「World Wide Trash」ゴミ箱をP2Pを使って、全世界と共有しようという試み。
発想そのものは悪くないと思うし、それをさくさくっと、実装できる技術も良いとは思います。
が、
これ、よくよく考えると、とんでもないんですよね。ゴミ箱って、「不要だから捨てる」だけじゃなく「隠したいから捨てる」とかってのもあるわけです。
例えば、私の場合だと、学校で使ってる教材の一部や、テストや学生の成績。雑誌に寄稿する原稿や各種報告書なんてのも有ります。
こういうのが、外に流れると非常に危険な訳ですが・・・。
それ以外にも、これを利用したAntinyの様なウィルスが発生すると、非常に危険な状態になるのは、明らかだと思うんですがねぇ・・・。
まぁ、制作者サイドの「要らない物は共有しても良いんじゃないの?所詮、ゴミだし」ってのは、分からないでも無いんですが、もう少しそれを公開する事で、どういう状況になるかを、考えてほしかったり。
会社的には、いろんなマスコミから取材*1を受けてるらしいんですが、そういう話も、今回の様な事がきっかけで、吹っ飛んじゃう危険性もあるってのを、理解してほしいな。

*1:フジテレビの特ダネとか