回線交換方式について

回線交換方式を今回採用していることで、音質の安定性を図っているわけだが、パケット方式はベストエフォート型と呼ばれ「極力速度を維持するが、周りの利用者数によっては、速度が落ちたり、回線が切れる可能性も有る」状態を示す。
それに対して、回線交換方式では、「通信に必要な回線を確実に確保」する。従って、スカイプへの割り当てがどれくらいのものかは分からないが、3G回線が安定している事が前提ではあるが、一度スカイプを始めたら、常に安定した音声を得ることが出来る。
ちなみに、IS03や最近のフィーチャーフォンで採用されている通話は、VoIPを利用しており、その実、今回採用されたスカイプAUとそれほど、通話という面においては、通信品質は変わらないと思われる。
また、これはあくまでも妄想ではあるが、もしかしたら、スカイプAUと、IS03で通話するということに於いては、内部的には区別がないのかもしれない。用いるアプリが、「電話」なのか「スカイプ」なのかの区別こそあるものの、通話を受け答えする部分に於いての差は、ごく僅かであり、表現方法を変えた同じアプリに見える。