ストレージに高速アクセスするための考察

昨今、様々なストレージが登場しており、最近ではさくらやIBMなどが、IO Driveの採用を始めたと聞く。今回は、そうしたストレージを如何に高速にアクセスするかについて考察してみよう。
まず、ストレージの代表例として、もっとも普及しているのが、ハードディスクだ。ハードディスクは、磁性体の塗られた円盤に、データーを記録することで大量のデーターを保存している。高速に回転する円盤を、たばこの粒子よりも小さく浮遊するヘッドが高速に移動して情報を呼び出す。ハードディスクに書かれている、5800rpmや7200rpmとは、1分間に回転している数を示し、5800rpmであれば、1分間に5800回転していることになる。この数値が上がれば上がるほど、データーの読み書きは高速に行われ、逆に小さくなれば遅くなる。